PathSweeperについて
PathSweeperは、すべてブラウザの中で動く車両軌跡図のツールです。CADのライセンスもサブスクリプションも要らず、データを集めることもしません。ドイツ・ミュンヘンで私が一人で運営している、独立したプロジェクトです。
PathSweeperの運営者

Joël Marth
創業者・開発者、ミュンヘン工科大学(TU Munich)物理学修士課程(原子核物理学・素粒子物理学・宇宙物理学)
やり取りの相手は、コードを書いている本人です。PathSweeperは、ドイツ・ミュンヘンのJoël Marthが一人で開発と保守を行っています。ご質問、不具合の報告、機能のご要望は、joel@pathsweeper.comで私に直接届きます。
LinkedInでつながるPathSweeperを作った理由
PathSweeperは、個人のプロジェクトとして始めました。私はミュンヘン工科大学(TUM)で物理学を学んでいて、Web開発も好きです。車両軌跡の検討は、その2つを組み合わせられるテーマでした。狭い門をトラックが通れるかどうかのように、計算が現実の場面で本当に意味を持つ問題だからです。
既存の業界向けソフトが幾何をどう扱っているのかを調べたとき、その価格に驚きました。毎年、高額な費用がかかり、サブスクリプションがいくつも重なります。根本のところはそれほど複雑ではない作業なのに、ツールは有料の壁の向こうに閉じ込められていました。
そこでPathSweeperは違うやり方にしました。サブスクリプションはありません。無料で使うか、プロジェクトごとにシンプルな買い切りの料金を払うかのどちらかです。データはすべてEU内のサーバーだけに保管します。データを売ることも、AI企業に渡すこともありません。
ツールをずっと借り続け、その間にデータを集められ、価格は上がり続ける。今のソフトウェアのそんな仕組みに、私はうんざりしています。同じように感じている計画者や技術者は多いので、これが私の出した答えです。
Joël Marthの記事
PathSweeperのガイドとブログ記事は、すべて私が書いています。ガイドは1つのテーマ全体を扱う長く使える資料で、ブログ記事は1つの疑問を掘り下げます。
ガイド
- 旋回半径の計算:車両の軌跡と掃過範囲を幾何学から理解する
旋回半径の計算を、アッカーマン幾何から手計算の例題まで順に解説します。掃過範囲の外側と内側を決める点、必要な5つの寸法、乗用車での計算例、検討の7つの手順、軌跡図に書くべき項目。
ブログ記事
- 道路構造令の設計車両:4種の諸元表と最小回転半径
道路構造令第4条が定める設計車両4種(小型自動車・小型自動車等・普通自動車・セミトレーラ連結車)の諸元表、どの道路にどれを用いるか、車両制限令の一般的制限値との違い、そして諸元を図面で確かめる手順。
- トレーラー軌跡図の書き方:セミトレーラーの直角旋回とバック走行
道路構造令の設計車両セミトレーラ連結車は長さ16.5m、前軸距4m・後軸距9m、最小回転半径12m。トレーラーの軌跡図を直角旋回とバック走行で描く手順と、12mという数字だけでは連結車の可否を判断できない理由。
- トラックの軌跡図と最小回転半径:諸元表の値から所要道路幅を確かめる
トラックの軌跡図の作図手順と、諸元表の最小回転半径が何を測った値か。いすゞの公開資料、最外側のわだちで測る12m、任意寸法の車両での作図とDXF書き出しまで。
- 車両軌跡図の書き方:作図の手順と掃過範囲の読み方
車両軌跡図の書き方を、手描きの作図手順から順に解説します。外側と内側の境界を決めるもの、最小回転半径が測っている値、道路構造令の設計車両の諸元で同じ図をブラウザで出す手順まで。
あなたのデータは、あなたのもの
PathSweeperはプライバシーを前提に作っています。トラッキングのためのCookieも、データの転売も、AIの学習利用もありません。
EU内でホスティング
図面やアップロードしたファイルは、EU内(ドイツ、Hetzner)のサーバーに保管しています。
通信経路の暗号化
すべての通信はHTTPS/TLSで行われます。
第三者による計測なし
トラッキングのためのCookieも広告ネットワークも使っていません。計測は自社サーバーで運用し、IPアドレスは匿名化しています。
AIの学習には使いません
図面やアップロードしたファイルを販売することはなく、AIモデルの学習に使うこともありません。
ファイルは自動で削除
アップロードされたCADファイルは、変換の1時間後に自動で削除されます。
GDPRに準拠
データの取り扱いはGDPRに従います。基本的な使い方にアカウントは必要ありません。
ブラウザで試す
インストールもアカウントも不要で、車両の軌跡を無料で計算できます。買い切りのProject Passで、6つの国別ライブラリ(RBSV 2020、AASHTO、Austroads、イギリス、フランス、スペインのNorma 3.1-IC)にある公式な設計車両70種類以上、任意寸法の車両、CADファイルのアップロード、DXF/DWGの書き出しが使えるようになります。